お客様事例
一元管理が可能なHRプラットフォームを活用して、強固な学習エコシステムを構築
6,000人
従業員
サステナビリティ
業種
2018
導入時期
コーナーストーンを活用するようになってからというもの、Royal HaskoningDHV全体でより的を絞った、包括的で影響力のある学習を従業員に提供できるようになり、利用しやすさも向上しました。組織の戦略に沿った学習を従業員が行うようになり、且つ学習者は革新的でパーソナライズされた学習環境で思う存分学べるようになっています。
評価の高い学習文化の構築
Royal HaskoningDHV(RHDHV)は、エンジニアリングの専門知識とデジタルテクノロジーおよびソフトウェアソリューションを統合した独立系コンサルタント会社であり、140年の歴史を誇ります。RHDHVの使命は、建築環境に関連するローカルおよびグローバルな問題に対する持続可能なソリューションを開発するために、「一緒に社会を強化していく」ことです。RHDHVは、25か国に約6,000人の従業員がいます。
2019年、RHDHVは、パーソナライズされた、包括的かつ自発的なデジタル学習の機会を提供しながら、スキルアップとリスキルの優先事項を組織の狙いに沿ったものにしなければならないと考え、学習の変革に着手しました。
また、Royal HaskoningDHVは、学習の変革を推し進める上でテクノロジーを活用したいと考えました。そしてコーナーストーンはコンテンツの内容や登録手順などがわかりやすく表示されており、一元管理も可能な素晴らしい学習システムであるという結論に達しました。さらに、有意義な分析や、学習意欲を刺激するオンデマンドカタログの機能があり、最終的には学習者の体験とエンゲージメントを強化する学習システムもありました。
コーナーストーンを選ぶ理由
RHDHVは、急速に変化する組織のスキルニーズに対応するために、テクノロジーを活用したソリューションを導入したいという考えの下、最先端の学習アカデミーの提供、社会的学習の強化、興味関心主導型の学習の醸成、常に学習者の体験を学習エコシステム全体の中心に据えていくことなど、複雑な学習戦略要素を満たすソリューションを探していました。
コーナーストーンの導入にあたり、RHDHVは、対面、バーチャル、eラーニング、動画など、さまざまな様式のすべての学習リソースを1つの場所に一元化し、すべての学習製品の構築と集約を進めました。これにより、全従業員が場所に関係なく平等で関連性のある学習機会を得られるようになり、スケーラビリティとインクルージョンが強化されました。
さらに、RHDHVには、日常業務と管理タスクを合理化し、最も影響力のある内容を提供できるよう学習担当チームの能力を高めたいという考えもありました。これは、登録者の把握、関心リスト、トレーニングコースの割り当て、管理職の行動、電子メールのトリガー、レポート作成など、学習管理システムで提供されるさまざまなワークフローによって実現しました。
最後に、その戦略においては、学習者の確実な定着と前向きな体験が不可欠でした。コーナーストーンは、RHDHVに最適な、他に類を見ない革新的な学習体験を生み出すために、プレイリスト、バナー、AIベースの推奨事項、学習カリキュラム、学習フォーム、評価フォーム、イベントカレンダーなどのツールを提供しました。
成果
従業員が自らの学習のオーナーシップを持つ
コーナーストーンを採用することで、RHDHVは8,000以上のeラーニングを備えた豊富なオンデマンドカタログを構築し、時間や場所を問わず学習ニーズに応えられるようになりました。これが、学習者が自らの能力開発の計画を立てることを後押しし、自主的な学習文化の推進につながっています。学習者による総学習時間数は、2019年から2021年にかけて140%増加しました。
ラーニングウィークの開始
学習の文化を広めるために、RHDHVは、従業員による従業員のためのラーニングウィークを開始しました。この1週間にわたるイベントでは、会社全体のさまざまなトピックに関する専門知識が紹介されます。開始以来、ラーニングウィークへの登録者数は着実に増加しており、2021年には1,282人だった登録者が、2022年には1,800人に達しました。
従業員のエンゲージメントの向上
RHDHVが実施した従業員のエンゲージメント調査では、従業員の75%が学習と能力開発の機会に満足しているという結果が出ています。これは業績に優れた組織の基準と比較して11ポイント高く、業界のベンチマークに照らしても大きな成果を示しています。
インサイトに満ちた学習分析
コーナーストーンの分析ツールは、RHDHVがKPIに照らして学習エンゲージメントを測定する際に役立ち、データに基づく意思決定をサポートしました。2019年から2021年にかけて、コースの総修了件数で測定された学習者の全体的なエンゲージメントは、約350%という劇的な上昇を示しています。
スケーラビリティとインクルージョンの向上
学習製品を一元化し、アジア、南アフリカ、オーストラリアの従業員も利用できるようにすることで、RHDHVは全従業員にスケーラブルで平等な学習機会を提供することができました。
ラーニングアカデミーの立ち上げ
RHDHVは、Digital、Commercial、People、Project Managementという4つのアカデミーを立ち上げ、それぞれにオーダーメイドの学習パスを設けています。アカデミーにおける学習者のエンゲージメントは飛躍的に増加しています。たとえば、2019年から2021年にかけてのトレーニングの修了件数は、Digital Academy向けに開発されたプログラムでは380%、People Academy向けに開発されたプログラムでは7500%増加しました。
関連資料
製品やお客様事例、最新の業界のインサイトなどをご紹介しています。
ブログ投稿
Building a business case for learning solutions in agile organizations
In today’s fast-paced business world, learning and development (L&D) strategies have evolved from a competitive advantage to an absolute necessity. The rapid pace of technological advancement and the ever-changing skills landscape require organizations to not only bring new hires up to speed quickly but also to consistently nurture their workforce’s ongoing development. For agile organizations looking to drive growth and innovation, building an effective L&D strategy is crucial.