高度な画像取得およびITサービスの世界的リーダーであるKonica Minoltaは、長年にわたりイノベーションの業界リーダーとして活躍してきました。最先端の印刷およびコピーソリューションで知られる同社は、進化する顧客のニーズに応えるために、常にテクノロジーの限界を押し広げてきました。しかし、Konica Minoltaは、自社の洗練された製品とシームレスなサービスの裏側で、変革レベルのソリューションを必要とする社内課題に直面していました。
優れた技術力を有するKonica Minoltaにおいても、社内の学習プロセスは急速な成長に追いつくのに苦労していました。同社では、従業員教育を拡張すると同時に、個人の自律的な能力開発を促進する効率的な方法を必要としていました。ここでお役に立てるのが、Cornerstone Content Subscriptionsです。人財開発の取り組みを合理化し強化することができるコーナーストーンは、まさにKonica Minoltaが必要としていたソリューションでした。
従業員エンゲージメントと成長を高めるためのスキルベースの学習文化の醸成
Konica Minoltaが直面していた主な課題の1つは、既存のシステムが断片化していることでした。トレーニング教材がさまざまなプラットフォームに分散していたため、従業員が必要なリソースを見つけてアクセスすることが困難でした。
Konica Minolta Business Solutions UKの人財開発リーダーであるRory O’Callaghan氏は次のように語っています。「素晴らしいコンテンツはあったものの、それがあちこちに散らばっていました。従業員は、必要なものを見つけるのに時間がかかることに不満を感じていました。」
リソースが分散しているだけでなく、トレーニング資料の更新と保守のプロセスも煩雑で、時間がかかっていました。可視性の欠如により状況は悪化し、会社としてレーニングプログラムの有効性を正確に追跡したり測定したりすることができなくなっていました。信頼できるデータとインサイトがなかったため、O’Callaghan氏とそのチームは、改善すべき領域を特定することも、取り組みの影響を示すこともできませんでした。
同社は、常に起業家精神あふれる文化を持ち、社内外のコミュニティとの関わり方を改善するためのイノベーションと価値観に重点を置いてきました。そのような方針を受けて、Konica Minolta Business Solutions UKは2023年に、ヨーロッパの従業員の学習体験向上のために多額の投資を行いました。学習管理ソリューションを導入し、Cornerstone Content Subscriptionライブラリへアクセスできるようになったことで、同社は従業員が各自のキャリアパスを切り開くことを奨励する自律的学習の学習文化を作り上げました。
協力的戦略の策定
Konica Minolta Business Solutions UKにとっての第一歩は、カスタマイズされた実装戦略の開発でした。「最初から、コーナーストーンのチームは、当社独自の課題と目標を理解するために時間を割いてくれました」とO’Callaghan氏は語ります。
これには、プラットフォームをカスタマイズし、Konica Minoltaが抱える特有の要件に適合させるための徹底した協議と評価が含まれていました。システムを既存のプロセスと将来の目標に合わせることにより、チームはスムーズな統合を実現することができました。また、コーナーストーンは、Konica Minoltaが新しいシステムを最大限に活用できるように、広範囲にわたるトレーニングとサポートも提供しました。
O’Callaghan氏は次のように指摘しています。「トレーニングセッションは信じられないほど包括的なものでした。私たちのチームは初日から自信を持ってこのプラットフォームを使いこなすことができました。」
このコラボレーションは最初の実装で終了したわけではありません。Konica Minolta Business Solutions UKとコーナーストーンは、改善の余地を特定し、変化するニーズに適応するための継続的なフィードバックループを確立しました。
O’Callaghan氏は次のように語っています。「私たちは、コーナーストーンのチームと定期的にチェックインを実施しています。コーナーストーンのチームは、常に私たちのフィードバックを受け入れて、必要な調整に前向きに取り組んでくれます」
魅力的なコンテンツを通じた従業員の支援
Konica Minoltaとコーナーストーンの提携における非常に重要な要素の1つは、従業員のスキルアップ、リスキリング、および組織内での成長をサポートする新しい学習アプローチです。膨大なトレーニングライブラリの導入は、Konica Minoltaの学習文化の活性化に役立ち、従業員エンゲージメントと能力開発を大幅に促進しました。同社では、前年度と比較してコース修了率が4倍に増加しています。O’Callaghan氏は次のように述べています。「私たちは、このような形態の学習文化を自社のビジネスに再度注入したいと強く願っていました。まさにそれが、私たちがCornerstone Content Subscriptionsを選んだ理由です。」
コーナーストーンが提供するコンテンツでは、個人の開発とキャリアパスの促進に重点が置かれており、従業員が自分自身の学習プランに責任を持てるようになっています。
「このコンテンツにより、私たちは従業員に真の自己学習の機会を提供できるようになりました」と、O’Callaghan氏は語りました。
この自律的学習を促進するために、Konica Minoltaはさまざまなコンテンツコレクションを作成しつつ、従業員の自己開発へのエンゲージメントを奨励しています。
「エンゲージメントが高まっていることが分かります。実際に、過去8か月間で、他のプロバイダーと比較して、コース修了者数が前年度全体と比べて4倍に増加しています」とO’Callaghan氏は語っています。
成果はそれを物語っています。
- 自律的学習は非常に人気が高く、全学習の76%を占めている一方で、義務的な学習はわずか24%に留まっている。
- 会社全体の修了率は42%。
- 没入型学習とバーチャルな学習コンテンツのメリットが広く受け入れられている。
コースの修了件数と自主的学習数の顕著な増加は、Content Subscriptionsが従業員の多様な学習ニーズを満たしていることを浮き彫りにしています。
素晴らしい成果の達成
このコンテンツを戦略的に統合することにより、然るべき個人にトレーニングが確実に届くようになりました。
「コンテンツをキュレーションし、そのコンテンツを然るべき個人に届けることに関して、私たちは実に期待以上の成果を上げることができました」とO’Callaghan氏は述べています。
ターゲットを絞ったこのアプローチにより、トレーニングの効果はさらに高まり、継続的な学習にアクセスしやすくなったたけでなく、キャリア開発目標とも合致した文化が育まれました。
Konica Minoltaは、豊富なリソースを活用することで、意欲の高い従業員による強力な学習文化を構築するに至りました。実際、最も注目すべき成果の1つは、従業員エンゲージメントと満足度が大幅に向上したことです。「従業員の学習プランに対するエンゲージメントが格段に向上しました」とO’Callaghan氏は指摘しています。カスタマイズされたトレーニングモジュールと使いやすいインターフェイスにより、学習が従業員にとってより身近で楽しいものとなり、その結果、参加と熱意が向上しました。
この取り組みは、個人的な成長や専門的成長をサポートするだけでなく、より熟練した意欲的なワークフォースを通じ、組織の成功も促進します。「私たちのチームは、学習した内容を各自の役割により効果的に応用できるようになり、生産性とパフォーマンスにプラスの影響を発揮できるようになっています」とO’Callaghan氏は強調しています。コーナーストーンは、最新のトレーニング資料やリソースへの継続的なアクセスを提供することで、従業員が継続的にスキルを磨き、競争の激しい市場での優位性を維持できるよう支援しました。
継続的な成功のためのビジョン
Konica Minoltaは今後も、人財開発イニシアチブをさらに強化し、ワークフォースと業界の進化するニーズに対して即応的に対応し続けることを目指し、人財開発の限界を押し広げる取り組みを継続していきます。O’Callaghan氏は次のように断言しました。「コーナーストーンとの私たちの取り組みはまだ終わっていません。私たちは、学習を通じて従業員をさらに支援し、最終的には持続可能な成長とイノベーションを推進していきたいと考えています。」
Konica Minoltaは、変化のスピードが著しい環境の中で革新と適応を続けています。その中で、コーナーストーンとの戦略的パートナーシップは人財開発へのアプローチの基盤となっています。継続的な学習を優先することにより、Konica Minoltaは将来の課題に対応するだけでなく、競争が激化する市場において自信を持ってリードしていくための態勢を整えています。コーナーストーンと連携して未来の学習体験を形成し、継続的な成功と卓越性への道を切り開いています。




